千葉県民なら誰でも知ってるマックスコーヒー!何を隠そう私、吉田は高校3年まで千葉県は南房総で育った生粋の田舎者なんである。バス停を”駅”と呼んだり、語尾に「だっぺ」と付けたり、自転車のハンドルを改造したり、ラジオのアンテナに凝ってみたりと、一通りの田舎道は学んできたつもりだ。
なんでこんなこと書いてしまうかというと、このマックスコーヒー、ネット上で検索かけるとガンガン引っかかるので、千葉限定、加糖練乳入りで超甘いということは情報として得ることができるでしょう。
しかし、違うんだ。そんなに簡単じゃない。僕ら千葉人にとってのマックスは言いかえるならばノスタルジー、というのかな、何か心の奥の記憶をやさしく刺激するんだな。 失恋したときも、試合に負けたときも、受験の帰りにも、いつも一緒だった。つらいとき程、君の甘さに励まされたっけ・・・。
でも、その頃の君は決してコカ・コーラボトリングの傘下なんかじゃなかった。そして、もっとずっと甘かった気がする。君も変わったし、そして僕だって、ずっと変わってしまった。ちょっとさみしいね。