大阪市住吉区にある住吉大社といえば、4棟からなる本殿が国宝建造物に指定され、豊臣秀吉が奉納した太鼓橋でも有名な由緒正しい神社であります。住吉大社では巫女さんのことを神楽女(かぐらめ)というそうです。この神楽女さんが由緒正しきファンキーなカブリモノをお着けになっているのであります。
これです。神楽女さん、快く写真を撮らせていただきありがとうございます。とってもファンキーなんですが、松の枝にとまる白鷺を表現した大変縁起の良いカブリモノなのであります。
おそるおそる聞いてみた。
「あのっ、初めて着けた時はちょっぴり恥ずかしかったりしませんでしたか?」
「いえいえ(微笑みながら)、ただ、大きいのでぶつけてしまいそうで(笑顔)」
失礼なこと聞いてすいませんでした。失礼ついでに、「僕も着けたいんですが」とお願いしてみると・・・。
「たくさんのピンで止めていますので・・・ちょっと無理ですね」とのご返答。
神聖なモノでしょうに、ピンじゃなかったら着けさせていただけたんですね。優しいなあ。住吉大社は本当に素晴らしい神社です。(2002.7.23)