また、もう今年が終わります。人生46回目の年末です。
テレビに出る仕事をしているのに残念なほど空気読めないことがある僕なのです。
懺悔致します。人生ベスト3の空気読めない僕話の親族編です。
1位
結婚披露宴にて。僕の親族は千葉県館山市、太平洋側の人間です。嫁の親族は兵庫県豊岡市、日本海側の人間です。
肝心な新郎挨拶、一世一代の新郎挨拶。新婦側が日本海側ということを完全に失念していました。
「本日は二人のためにお集まり頂きありがとうございました」
多分、泣きながら。
「太平洋側の人達は陽気で明るく、楽しく盛り上げて頂き感謝致します」
問題なのは失言したことに全く気付いていないことです。
数日後、嫁に言われました。
「日本海側の人達は陰気で暗く、楽しくないと思っとんのかっ!」
懺悔致します。
2位
嫁のお父さんは一級建築士な上、兼業農家でお米や野菜を作っています。本当に素晴らしい方です。そんなお父さんが朝市で野菜を売りに行くと嫁に聞きました。「〇千円くらいの稼ぎみたい」
ある時、お父さんから「テレビのギャラっていくらくらい?」と聞かれました。
嫁から「お父さんの野菜くらいちゃうかっ!」と言われ、僕なりに考えを巡らせました。娘の旦那の稼ぎは多い方が安心出来るのではないだろうか。その時、言った残念な僕の一言。
「いやいや、お父さんの野菜よりは全然高いですよ~」
空気が凍ったことは実感出来ました。
懺悔致します。(2016.12.27)
3位
嫁は女三姉妹の長女。僕は男三兄弟の長男。僕は結婚を機に、苗字を変えました。男が余ってるし、父親が三男坊なので家を継げみたいなプレッシャーが全く無かったことも要因です。嫁の一番下の妹の夫は僕より年上です。お正月に嫁の実家で初めて会いました。
「なんでやねんっ!」くらいの軽いツッコミを期待して悪気なく何気なく言っただけなんです。
「お兄さんの方が年上ですけど、僕の嫁が長女なんで、この家では僕の方が偉い感じですね!」
またもや空気を凍らせてしまいました。それ以来、三女の夫に会っていません。僕のせいで嫁の実家に寄り付かなくなったのかと反省しています。
深く深く懺悔致します。(2017.1.29)