オザケンの存在を初めて認識したのはフリッパーズ・ギターの「恋とマシンガン」だ。僕は20歳の大学生、「予備校ブギ」というテレビドラマの主題歌だった。その前年まで予備校生だったので、共感とあきらめの気持ちの中でよく見ていた。
Flipper's Guitar - 恋とマシンガン (Young, Alive, In love)
その後は小山田圭吾、コーネリアスの方に流れて行ったので、小沢健二をそれ程知らなかったし、知ろうともしなかった。でも、キラキラした言葉をど正面からどポップなメロディーに乗っけてくる、どキラキラした王子様キャラクターをうざいとは思っていなかった。
僕にとっては新曲「流動体について」発売を知り、近所のCDショップ(ダウンロード購入で良いのに、無しかよ)を訪れたのも、それほどおかしなことではないのだ。
改めて過去購入したCDの中から、名盤「LIFE」を探して聞いてみた。
東大出て深津絵里と付き合ってたオザケンは2歳しか年上でないので、今48歳か。人生のステージが違い過ぎて改めて少し凹む。
そもそもがあなたはキラキラし過ぎていた。でも、ちょっと老けて、Mステではちょっと声も出てなかったので、ちょっと安心した。同じ人間なのだね。
「ジャストミーーーーート!」かと思ったし。
やはり名曲。(2017.3.4)