『お天気お寧(ねい)さんの日常。』第6話「毎日違うこと言う。」
原作:吉田ジョージ 作画:無有(ムー)
恒例、俺のネーム
いつもありがとう、無有(ムー)先生!
補足コラム「毎日違うこと言う。」
天気予報は生ものだ。鮮度が重要。
常に最新データが更新される中、天気予報もそれに合わせて変わる。気象解説者は昨日言ったことと全く違うことを平気で今日言える。むしろ、言えなくてはならない。
一昨日に出された今日の天気予報より、今日出された今日の天気予報の方が精度が高いのは想像できるだろう。
実際、天気予報は先になればなるほど当たりにくいのだ。気象庁『降水の有無の適中率の例年値』によれば、全国平均で明日の予報は83%当たる。逆に言えば17%外れるのも事実。明後日の予報は79%当たるし、3日後の予報は75%、4日後は72%、5日後は70%、6日後は68%、1週間後は67%の適中率だ。先になるほど確率は下がる。
人生も同じで、明日の自分がどうしているかより、1年後の自分、10年後の自分ほど想像できない、わからない。
常に直近の鮮度の高い最新の天気予報を活用すべし。
「昨日の私より今日の私を、今日の私より明日の私を信じて!」は名言だと考える。(2019.1.27)