吉田ジョージの吉田屋帝国

個人事業主・気象予報士・ミニマリスト・整理収納アドバイザー・オフィスキイワード所属タレント 吉田ジョージの公式ブログ。ありがた迷惑な吉田の仕事情報や【人】【物】【所】【文】【俺】にこだわったエンターテイメント・コンテンツ盛りだくさん。

4コマ漫画『お天気お寧(ねい)さんの日常。』第9話「雨模様。」公開!

『お天気お寧(ねい)さんの日常。』第9話「雨模様。」

原作:吉田ジョージ 作画:無有(ムー)

f:id:jjyy:20190721011703j:plain

f:id:jjyy:20190723235131j:plain

f:id:jjyy:20190723232451j:plain

f:id:jjyy:20190723232535j:plain

まさかの、無有先生が1コマ目と2コマ目をぶち抜きで描いてきた。それがこれ。

f:id:jjyy:20190721012213j:plain

恒例、俺のネーム

いつもありがとう、無有(ムー)先生!

f:id:jjyy:20190721012340j:plain

f:id:jjyy:20190721012417j:plain

補足コラム「雨模様。」

雨模様の本来の意味は「今にも雨が降り出しそうな空の様子」。つまり、まだ雨は降っていない状況だ。雨が降っている時に使えば誤用ということになる。

2010年の文化庁による「国語に関する世論調査」によると、雨模様の本来の意味を理解している人は43.3%で、過半数の56.7%の人が理解していない。言葉の意味は変遷するものだから、本来の意味を離れて「雨が降ったりやんだりしている」という意味が定着しつつあってもおかしくない。いとをかし。ただし、不思議なことに本来の意味を理解している人の割合が一番低いのは28.5%で40代、一番高いのは10代の62.5%というねじれ構造なのだ。つまり、若い世代は本来の意味に回帰しているということだ。読み方に関しては「あめもよう」「あまもよう」どちらでも良いということ。

気象庁のまとめ「気象庁が天気予報等で用いる予報用語」によると「雨模様」は「雨もよう」と記述され、読みは不明ながら『雨や曇り、雨または曇り。』と説明され、備考欄に『「雨もよう」、「雪もよう」または「~もようの天気」などは意味がいろいろにとれるため用いない。』と記述して、使用を控える用語として分類されている。気象予報士の看板で気象キャスターを生業にしている者としては使いにくい模様・・・。(2019.7.21)

Copyright©George Yoshida.All rights reserved.