吉田ジョージの吉田屋帝国

個人事業主・気象予報士・ミニマリスト・整理収納アドバイザー・オフィスキイワード所属タレント 吉田ジョージの公式ブログ。ありがた迷惑な吉田の仕事情報や【人】【物】【所】【文】【俺】にこだわったエンターテイメント・コンテンツ盛りだくさん。

【十日目の二】199X年2月、大阪・上海間を船上4日、中国旅行14日間の手書きメモが出て来た!

新型コロナウイルス流行で中国旅行どころではないが、20年以上過去の中国旅行記録メモを発見したので紹介したい。

199X年としたのは、メモに残る月日と曜日から1998年と推定したが、当時はまだ携帯電話を持っていなかった記憶が鮮明にある。auの記録から、私は23年10カ月前より携帯電話を所有していたことがわかる。となると、1997年より前ということになる。しかし、メモに記載の日付と曜日が一致する年がない。私が20代半ば頃だったとは思う。大阪と上海を結ぶフェリーの、片道2日間、船上に往復4日間滞在の二等客室貧乏旅行。旅先で書いたメモが出て来たので原文ママで紹介、今の私のツッコミを【 】内に記そう。

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↑【この旅のベストショット。中国の子供と私。】

十日目 199X年2月12日(木)

上海

13:00、私、吉田、間違いなく、まがうことなく、上海駅、軟座入口、ソフトシート、ウェイティングルーム入口にいる。しかし、ヒロは現れず。現場歌手【意味不明。】も現れず。もしや、自分は【待ち合わせ】場所を間違っているのでは。【駅】構内へ入ってみたりして確認する。99%確信しているのに、1%の不安がよぎる。ここじゃなかったっけ。不満気な顔で待っているヒロの顔が浮かぶ。しかし、この場所で間違いないはず。腹を決め待つ。隣のオヤジと同じように、地図を下に敷き、横になって待つ。

14:00、ヒロ現れる。すでに現地人のような気持ちで横になっていた私。好好【ハオハオ。良好】な気持ち。地下鉄で陳西南路站【駅】へ。

ホテル探す。最初のホテル高過ぎ、出る。マップを見ていると、おばちゃんが「ナニカオサガシデスカ?」と日本語で聞いてくる。好好。おばちゃんは6年間日本にいたそうだ。安いホテルを探している旨伝えたが、特に役に立つ情報はなし。でも、You are very kind。謝謝。さらにホテルを探し、さまよっていると、今度は上海っ子、色メガネをかけた金持ちのボンボン系【の青年】が英語で話しかけてきた。奴は親切にも携帯電話を取り出し、ホテルを調べてくれている。最新の超小型ケータイだ。【我々は携帯電話をまだ持っていなかった時代だ。】こいつ、やっぱ金持ち。

そして、教えてもらったホテルに初めてTAXIで向かった。最初に料金チェック。25元【375円】と言う。まあOK。ホテルに到着するとメーターは16元【240円】くらい。でも、25元払ってもうた。失敗。着いたのは漢森大酒店。めちゃくちゃきれいなホテル。一泊560元【8400円】!!覚悟を決めてCheck in。

この日、上海に来たのは雑技団を見るため。チケットを買いにゆく。ダフ屋寄ってくる。発売窓口の真横で堂々とやっている。こいつらから買ってはいけません。60元【900円】の1番良い席ゲット。

その後、馴染みの郷味園へ。ボクらの中では上海の母と呼んでいる。笑顔のオバはん。

腹ごしらえを終え、再び雑技のある上海商場へ。ここは近鉄百貨店も入っている、ものすごい近代的なビル。チケット売り場の前を通るとダフ屋と女の子2人が交渉している。聞くと、「高いー」とか、何とかゆうとる。日本人だ。すごく話をしたくなる。日本語喋りてー。ダフ屋はもう一人が傍らにいる。もしも、買おうとしたら助けに入ろうと備えたが、彼女らはダフ屋からは買わなかった。

「日本の人ですかーーー!懐かしいーーー!日本語ーーーーーーーーー!」10日分のトークを。そして、中国生活で溜め込んだネタ大爆発大会!こいつら笑い過ぎ、俺らおもろ過ぎ、というくらいに盛り上がる。

そして、雑技団。司会のネエちゃん、べっぴん過ぎ。会場内にはこいつらどっから湧いてきたんやというくらい日本人がいる。人にぶつかり、「ごめんなさい」と言われた。思わず「謝謝」と答えてしまった(笑)。

雑技は人間技とは思えないものばかり。ボクがどれだけ練習したって、こんなことできるはずねーという技、また芸であった。奴ら、絶対オリンピック行ける、そう思う。コントもあり、非常におもしろい。笑いのツボをおさえている。おでこにグラスをいくつも乗せたまま、「北国の春」を歌っていたが、この歌、中国では相当メジャーらしい。鍳真号でも、そして、喫茶店でも流れていた。

雑技の後、先程の女の子らとご飯を食べに行った。香川大学のサカモトさんと川上さん。【実名。元気だろうか。】めし屋においてもトーク大爆裂。楽しい夜を過ごす。

彼女らによると浦飯店のドミトリーは一泊55元【825円】、非常に快適らしいので、高級ホテルの漢森大酒店を一泊で出て、そちらに移ることにする。港も近いし。【彼女らもそこに泊まっていて、帰りは同じ船だとわかったので。】

明日はホテル移動。買物。残りの人民元使い切りをする。

【心を解放すれば、それが顔に出る。そうなれば、自在にコミュニケーション出来るし、周囲からも近付いてくれる。出会いさえ引き寄せているようだ。次回もお楽しみに!】(2020.3.4)

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