吉田ジョージの吉田屋帝国

個人事業主・気象予報士・ミニマリスト・整理収納アドバイザー・オフィスキイワード所属タレント 吉田ジョージの公式ブログ。ありがた迷惑な吉田の仕事情報や【人】【物】【所】【文】【俺】にこだわったエンターテイメント・コンテンツ盛りだくさん。

【十一日目】199X年2月、大阪・上海間を船上4日、中国旅行14日間の手書きメモが出て来た!

新型コロナウイルス流行で中国旅行どころではないが、20年以上過去の中国旅行記録メモを発見したので紹介したい。

199X年としたのは、メモに残る月日と曜日から1998年と推定したが、当時はまだ携帯電話を持っていなかった記憶が鮮明にある。auの記録から、私は23年10カ月前より携帯電話を所有していたことがわかる。となると、1997年より前ということになる。しかし、メモに記載の日付と曜日が一致する年がない。私が20代半ば頃だったとは思う。大阪と上海を結ぶフェリーの、片道2日間、船上に往復4日間滞在の二等客室貧乏旅行。旅先で書いたメモが出て来たので原文ママで紹介、今の私のツッコミを【 】内に記そう。

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十一日目 199X年2月13日(金)

上海

朝、【ヒロに】ボディープレスで起こされる。あれ程、ボディープレスはNoと言っていたのに。

昼前、Check out。そして、ドミトリーのホテルへCheck in。

買い物へ行く。お茶の葉、ゾウの置物【ゾウグッズ収集家K氏の希望。】など買う。そして、噂に名高い友誼商店へ。

しかし、その道中、怪しげな青年がしきりにヒロに話しかけてくる。あまりにしつこいから話を聞いてやる。旅行者のようでもある。彼はヒロを指してあなたは香港系の顔ねと言っていた。チェンといっしょか。【ジャッキー?】彼は今度、日本に留学する。埼玉の和光大学だと。【調べたら東京だな。】日本語の勉強になるから、喫茶店で話をしようと言う。和光大学というかなりマニアックなとこをついてくるので、まあ茶くらいならと思い、彼についてゆく。すると、迷いなく、ある喫茶店に向かい、入って行く。店内暗い、怪しげ。これはやばいと思い、「この店はやめよう、雰囲気悪い」と言い、店を出る。店を変えようと言うつもりであったが、彼はスタスタと雑踏の中に消えていった。やっぱり奴はボッタクリ店の客引きだ。危なかった。ろくな奴じゃない。しかし、和光大学というくらいディテールに凝るなら、店内もっと明るくしとけばいいのにアホやなー。【悪い人も引き寄せてしまっているようだ。】

友誼商店はただの高級デパートであった。【ドミトリーの】部屋へ戻る。ムラカミ【実名。】なる18歳の青年が、今日、上海に到着したらしい。色々教えてやる。メシ、酒、奢ったる。しかし、奴は感謝が足りんとヒロご立腹。

そうだね。感謝の気持ちは大切ね。笑顔で謝謝ある。

ヒロ見過ぎ。【中国人男性がすれ違う女性を全身舐め回すように見詰める習性を実践して、ムラカミに教えていた。】

【メモはここで終わる。後は帰りの船だけだから割愛したのかな。帰路、まる2日間の船上は雑魚寝の和室大部屋に移動して、例の女子大生2人とトランプや卓球をしたりして、かなり楽しかった記憶がある。次回は写真掲載や南京のホテルの部屋に我々宛に置いてあった謎の中国語メモを中国語のわかる方に翻訳して貰い公開しよう。メモ内には「死」の文字もあったから、悪口っぽい。問題作になるかも。次回の最終回をお楽しみに!】(2020.3.5)

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