統計法に基づき日本に住む全ての人に回答義務のある国勢調査は5年毎に実施され、2020年の調査は21回目で100周年だそうだ。
氏名や性別、就業状況などを調べる国の最重要な基幹統計であり、衆院選小選挙区の区割り変更や地方交付税の算定などに利用するという。
封書届く
インターネット回答の便利さを謳う封書の表面。
ネット回答は2015年の前回調査から始まった。
封入書類は「郵送提出用封筒」「インターネット回答利用ガイド」「調査票の記入のしかた」「コロナ対策関連」「国勢調査調査票」。
ネット回答を促してるのに、これらの書類を全戸配布とは・・・。ただ、前回はネット回答しなかった世帯だけに配布したようなので、何か大きな反省点を踏まえてのことだろう。準備期間に5年もあるわけだし。
封書裏面の調査員の回収については✖印や二重線で消されている。
今年はコロナ対策で調査員による訪問配布や回収を原則行わないとのこと。
スマホで回答
私は初めてスマホでの国勢調査回答を試みた。
まずは「インターネット回答利用ガイド」にあるQRコードをスマホで読み込む。
国勢調査オンライン
「国勢調査オンライン」にアクセスし、「回答をはじめる」をタップする。回答期限は10月7日(金)だ。
ログインIDを求められる。「インターネット回答利用ガイド」記載の8桁のIDを入力する。
同じく「インターネット回答利用ガイド」記載の4桁のアクセスキーを入力する。
「入力をはじめる」をタップする。
最初の質問。質問事項は全16問ある。
回答完了
全ての質問や、電話番号、住所などを入力し終えて回答完了した。時間にして15分くらいだ。
手書き回答だと
こちらの「国勢調査調査票」を手書きしたら30分以上は絶対かかるはずだ。筆圧も必要だから体力も奪われる。
義務とはいえ、気が遠くなるでしょ。
マイナンバーカード絡みよりも全てに渡ってスムーズだった。情報漏洩だけが心配だけど。(2020.9.17)