アメリカ生まれの酸素系漂白剤「オキシクリーン」。ブームの発端はコストコだ。東海テレビの藤本晶子アナウンサーが「衣類から何から家庭用品が全て新品に生まれ変わる」とメーカーの人のように大絶賛するので買ってみた。ちなみに藤本さんのお姉さんは関西人なら誰もが知る関西テレビの藤本景子アナウンサーだ。
オキシ漬けに挑戦
お湯にパウダー状のオキシクリーンを溶かして、つけ置き洗いする。これを「オキシ漬け」という。
とりあえず、失敗しても良いお風呂のイスから。頑固な汚れが全く落ちない汚いイスだ。
蛇口から給湯してオキシクリーンをテキトーに入れてテキトーに溶かした。お風呂のフタやお風呂用品も諸々ぶち込んで一晩置いた。
お風呂のイスはブラシで擦るとみるみる綺麗になった。
とはいえ、藤本さんが言うほどの感動は得られなかった。
ペットボトルを使え
後日、藤本さんにアドバイスを請うと、「オキシクリーンは多めに使うべし」「しっかり混ぜるべし」との進言。通常は4リットルのお湯に対してスプーン1杯だが、多くてなお良しと。よく混ぜるためには空いた500mlペットボトルにオキシクリーンと半分程度の湯を入れてシェイクして濃縮液を先に作れと。
確かに湯船には圧倒的にオキシクリーンが足りなかったし、しっかり混ぜるという意識は全くなかった。
熱湯を使え
積年の汚れが取れないやかんと茶渋の取れない急須、コーヒー渋の取れないコーヒーカップでリベンジだ。
言われた通り、空きペットボトルで濃縮液を作る。オキシクリーンはスプーン3杯分入れた。
個人的にはお湯の温度を60℃まで上げるには給湯器では足りないと思い、鍋で湯を沸かした。
桶で給湯器からの湯、熱湯、オキシクリーン濃縮液を混ぜた。
やかんと急須とコーヒーカップを一晩つけ置いた。
オキシ男子に転生
翌朝、ブラシで軽く擦るだけで、汚れがみるみる浮かんできた。
まずはコーヒーカップ。綺麗に渋が取れた。
急須も美しい。
感動のフィナーレ
そして、感動のフィナーレがやかん。言葉は要らない。まさに新品に生まれ変わったのだ。複数の角度から複数の写真でご覧あれ。
イケメンだ。
そして、私はオキシ男子に生まれ変わった。次は小汚い靴下でやってみよう。(2020.9.15)