あけましておめでとうございます。
2021年最初の「吉田屋帝国」は連載14話を迎える寧ちゃんです。
変わらぬコロナ禍で在宅多く、本年のブログ更新も増えそうです。よろしくお願い致します。(2021.1.6)
『お天気お寧(ねい)さんの日常。』第14話「波浪警報。」
原作:吉田ジョージ
作画:BERU(ベル)
恒例、俺のネーム
ありがとう、BERU(ベル)先生!
補足コラム「波浪警報。」
波浪、音で聞くと「ハロー」。波浪が波のことだと認識したのは何歳の頃だっただろうか。小さな子供には分かりにくい気もする。
ハロー警報だとしたら、何への警戒なのかとの空想が着想になった。「こんにちは」「ハロー」という挨拶やキャラクター「ハロー〇〇〇」に怯えるまゆちゃんというお話が完成した。それにしても、ハローちゃんが不気味過ぎて怯える図になってしまったが、それも含めて気に入っている。
波浪は海上の波だ。そして、波には風浪(ふうろう)とうねりがある。海上で吹いている風によって発生するのが風浪でそれらが遠くまで伝播するのがうねりだ。通常の波はそれらが混在している。いわゆる土用波はうねりで、数千キロ遠方の台風から発生して伝わって来た波だ。うねりは元風浪なわけ。
波浪警報は、海に面していなければ発表されることさえない。埼玉県や岐阜県などの海なし県では波浪警報は絶対に出ない。そして、波浪警報の発表基準は地域毎に違う。予想される波の高さによって発表されるが、内海や外海などで元々の平均波高が違うからだ。例として、名古屋では3mが波浪警報の基準だが、離島の小笠原では6mと基準値が倍となる。
『お天気お寧(ねい)さんの日常。」も14話。そろそろ波に乗りたいものだ。うねりとなって遥か遠くまで。(2021.1.13)