コオロギせんべい
昨年、無印良品の「コオロギせんべい」で注目の集まった食材としてのコオロギ。
2030年にはたんぱく質の供給量が足りなくなるとされて国連食糧農業機関が昆虫食を推奨しています。
国連食糧農業機関の報告書によると、たんぱく質1kgを生産するための必要量は、エサの量が牛で10kg、コオロギで1.7kg、水の量は牛で2万2千リットル、コオロギで4リットルとかなり効率が良いのがわかります。
昆虫食は国連の掲げたSDGs(持続可能な開発目標)への貢献も期待されています。
コオロギクッキー
しかし、食べ慣れていないので、こんな風に姿形が見えていると、中々食欲は湧きません。
コオロギフィナンシェ
こちらの敷島製パン株式会社のコオロギのフィナンシェなら食べられそうです。「10匹分のコオロギパウダー入り」と「30匹分のコオロギパウダー入り」の2種があります。
うげげ、30匹分も。
食してみました。バターやアーモンドの風味が強いので、コオロギの味を特定できませんが何となくの食感に慄きながら完食。
まあ、コオロギ味はほぼわかりませんね。焼き菓子フィナンシェとしてかなり美味しく頂きました。
コオロギ醤油
コオロギを発酵させた醤油が愛知県豊田市の創業92年の蔵元「桝塚味噌」から発売。1本あたりコオロギ約482匹を使っているとか。うひゃ~。試食できませんでしたが、やはり姿形が見えないからチャレンジしやすそう。
コオロギまとめ
まあ、エビやカニ、シャコなんかもかなり昆虫的な見た目ですし、慣れだけなのかもしれません。素揚げしたコオロギを丸ごとパクつく未来はすぐそこなのかも。(2021.2.8)