私の移動手段は普段、徒歩のみ。たまに電車かタクシー。自家用車もオートバイも自転車も所有していない。家族は自転車を持っている。生活圏によっては車やオートバイ、自転車が必要だろうから、他人に強要はできないが、地球環境にも優しく、交通事故のリスクも低い良い生活だと自負している。
チャリチャリ
いつの間にか、自転車のシェアリングサービス「チャリチャリ」の自転車置き場(ポート)が勤務先の周囲に4箇所もあった。定額制ではないが、自転車のサブスク(サブスクリプション)とも言えよう。
チャリチャリは自転車の別名「チャリンコ」が元だろう。自転車のベルが「チャリンチャリン」と鳴るからチャリンコ説。チャリンチャリンで「チャリチャリ」。浸透しやすいサービス名称だと思う。
ちなみに、名古屋と岐阜では自転車を「ケッタマシーン」と言うらしい。マジかよ。
準備としては、アプリのダウンロードとクレジットカードの紐付けだ。
ポート
区役所に用事があるので乗ってみよう。
真っ赤なチャリチャリのチャリンコと真っ赤なチャリンコ置き場が目印だ。
ハンドル左にはベル、右には3段階のギアチェンジレバー。
アプリ
勤務先の周囲にチャリチャリのポートが4箇所あることが確認できる。
「鍵をあける」をタップして、自転車のQRコードを読み込む。
「鍵をあけています お待ちください...」
グレーアウトしている部分は、サービスの展開エリア外で自転車の乗り入れも禁止行為だって。
区役所グレーゾーンで展開エリア外やん。
ひとこと言わせて、「領域展開!」。言いたかっただけ。
まあいい、ブログのネタだわ。
ガチャっと大きな音とともに開錠された。
「問題がありましたか?」
展開エリア外の問題はな。
ライド
では実車だ。サイズは小さいが座り心地も良く、運転しやすい自転車だ。3段階のギアは一番重くして、効率良い走りを実現。
ポートからポートへの移動が基本の使用方法だ。近所のポートを目指す。
返却
目的地のポートに到着。
自転車を置き、鍵を閉めるとライド終了。
散歩
ケッタマシーンを降りて、早咲きのオオカンザクラの並木道を散歩した。
青空と桜のコントラストが美しい。
ソメイヨシノとはまた違った存在感のある桜だ。
【更新】料金
【追記】2021年5月18日(火)から1分4円から6円へ料金値上げとのこと。60分の使用ならこれまで240円だった料金が360円となる換算だ。(2021.4.21)
7分3秒の旅。通常料金は1分4円で、今回28円のはずがキャンペーンで初回15分無料が適用された。
後日1カ月分の料金がまとめてカードから落ちる。
アプリの通知でも知らせてくれる。
アプリの履歴からも確認できる。
チャットで質問
でもちょっと待って。ポート間での利用が原則ならば、自転車を借りて公園に遊びに行ったり、コンビニに立ち寄ったりはできないの?
サポートにチャットで質問してみた。
「一次駐輪」はおそらく「一時駐輪」だろう。可能ですと。その際はやはり本体の施錠が必要で一旦ライド終了扱いとなるようだ。
再搭乗の際にはアプリで再開錠。
おそらく「一時駐輪」、その場合は別の会員が見付けて乗って行ってしまう可能性あり。まじか。アプリからはポートしか見えないので、さすがにそんな意地悪な人はいないと思うけど。
そして、30分~60分の時間制限があるようなので、大前提はポート間の移動ということになる。
ポートとポートの位置が絶妙にその人にとって利便性が高いと利用価値がありそうだ。私の場合、例えば栄駅・名古屋駅間での利用などが考えられそう。(2021.3.10)