愛知県図書館の利用カード
2021年6月10日から名古屋市図書館で電子書籍貸出サービスが始まると知り、調べると愛知県図書館では2021年1月26日から同じようなサービスが始まっていた。
コロナ禍が後押ししてのことだが、名古屋市図書館は一度窓口に赴かねばならず、本末転倒感がある。
愛知県図書館は郵送で申し込めた。
家族3人分の利用カードやネットサービス用の初期パスワードが3日後に届いた。速やかな対応だ。
愛知県図書館のHP
紀伊国屋書店が提供するKinoDen(キノデン)という電子図書館サービスへの乗り入れのようだ。
全てスマホ画面で紹介する。
ログイン
「ログイン」ページへ。
初期パスワード
利用カードの番号と仮の初期パスワードを入力する。
パスワード変更
初期パスワードと新たなパスワードを入力する。
正規ログイン
改めて利用カードの番号と新パスワードで正式にログインする。
Myライブラリ
使用予定はないリアル書籍の管理ページだ。
KinoDen
KinoDenのバナーをタップ(クリック)する。スマホでもPCでも手順は同じだ。
KinoDenトップページ
蔵書検索
詳細検索で様々な条件を設定できる。
提供数は2021年1月段階で5,529冊。これからどんどん増えるのだろう。
ベストセラーをガンガン読めるという品揃えではないが興味をそそる書籍が多数ある。
書籍表紙
読みたい書籍を見つけたら、タップ(クリック)する。
稲垣えみ子『寂しい生活』。
My本棚に登録
このままブラウザで「閲覧開始」できるが、おすすめは「My本棚に登録」。
アフロヘア記者の稲垣えみ子さんは愛知出身なんだ。
bREADER Cloud
bREADER Cloudというアプリのインストールを促されるのでままに。
そして、このアプリを立ち上げると・・・。
My本棚
My本棚が一覧できる。
先程の稲垣えみ子『寂しい生活』をタップ。
ダウンロード選択
ダウンロードをタップする。
ダウンロード開始
ダウンロードが始まる。
ダウンロード完了
アプリで閲覧が可能になる。
KinoDen、bREADER Cloudと名前の統一がないので非常にわかりにくい。
しかし、このアプリは神アプリだ。個人的にはkindleに負けてない。というか、やれることが少ないからkindleより分かりやすい。
それで、返却手続はどうなのと思われました?いや、貸す返すという概念は捨てよう。返さなくて良いの。借りてないから。アプリの中に読みたい本をどんどん登録して、読みたい時に読めば良い。
一つ注意点がある。図書館の本は1冊しかなければ1人しか読めない。デジタルだから同時に多人数が読めるはずだが、著者への配慮だろうか、誰かがリアルタイムにその電子書籍を読んでいると読めない。書籍によって同時閲覧人数が1人とか3人とか決まっているようだ。
それにしても、本当に素晴らしい読書環境を得てしまった。作家さんに申し訳ないなと思いながらも納税者として存分に活用したい。(2021.6.4)