ケロトッツォ
まずマリトッツォとは流行りのイタリア発祥でふんわりしたブリオッシュ生地に生クリームをたっぷり挟んだ菓子だ。
明治創業、名古屋の老舗菓子メーカー青柳(あおやぎ)総本家は「ういろう」で有名だが、その他の主力商品に蛙を模した「カエルまんじゅう」がある。今、そのカエルまんじゅうをマリトッツォ風にした「ケロトッツォ」が連日即完の大人気だ。
このニュースを踏まえた上で、ふとセブン-イレブンで名古屋名物の敷島製パン「なごやん」を見て「あっ、これもマリトッツォにしたらおもしろいかも」と発想したことがこの記事の始まり。すぐさま、「なごやん マリトッツォ」でGoogle検索、まだ誰もやっていないことを確認。善は急げだ。
生クリームは泡立てが面倒なので出来合いのホイップクリーム、明治「デザートホイップ」を入手し、再びセブン-イレブンへ。
ホイップを使い切るためにも「なごやん」「どら焼き」1番パンの形状がマリトッツォらしい「チョコブレッド」を購入した。
なごやんマリトッツォ
なごやんはパッケージに金鯱(きんしゃち)が描かれた名古屋名物で柔らかな生地と黄味あんが絶妙にマッチする小ぶりな和菓子だ。
開封する。
パン切り包丁で水平に真っ二つ。
ホイップクリームをたっぷりしぼり、ナイフで表面を整える。
なごやんマリトッツォの完成だ。
中一息子は「これ600円で売れるっ!」と味わっていたが、なごやん1個セブン-イレブンで71円(税抜)だから、600円だとぼったくりだな。確かに、黄味あんとホイップクリームが違和感なく美味しかった。
どら焼きマリトッツォ
セブン-イレブンのどら焼き。1個138円(税抜)。
開封する。
上下に丁寧に分離する。
ホイップクリーム投入。ナイフでクリーム表面を整える。
完成。
不味いわけない。粒あんとホイップクリームのハーモニー!夏の終わりのハーモニーだよ。意外に合うね、陽水と玉置のハーモニー。
私の考案したどら焼きマリトッツォ、「どらトッツォ」として売れるんではないか。恒例のGoogle検索「どらトッツォ」。すでにあったわ「どらトッツォ」。大阪で明治創業の和洋菓子メーカー向新(むかしん)の商品。通販もされてる。
チョコブレッドマリトッツォ
セブン-イレブンの「糖質を控えたチョコブレッド」120円(税抜)。形状が1番マリトッツォっぽいから購入。
開封。
水平分離。
残りのホイップ全集中で全投入。
おおおお、見た目は1番マリトッツォ!
ボリュームたっぷりマリトッツォ。
お腹いっぱいなので冷蔵庫で寝かして明日の朝食にする。(2021.8.24)