全てのモノはゴミになる
家中(いえじゅう)のモノには何があるのか。全てのモノはごみの素でもある。ならばとごみ分別アプリ「さんあ~る」のごみ「あいうえお順」で自宅のモノと向き合う企画「ぬ」編。
要不要の判断をしていく。名古屋市のごみ分別も確認して、SDGsにも貢献だ。ナンバリングもしていこう。
そのモノに対する思いを綴るコラムの様相も呈してきた。
(797)ぬいぐるみ
私は持ってない。
私はすでにミニマリスト完全体だが、家族はそうではない。
私がいくらモノを減らしてスペースを空けてもそこに家族のモノが流れてくる。せめぎ合いだ。
とはいえ、妻は捨て魔のシンプリストであり、昔から私よりも躊躇なくモノを捨てたり売ったりできた。
まだ、10代の息子は仕方ない。物欲や収集欲の強い頃だ。今、無理やりミニマリズムを押し付けたら変な反動が出そうだし、好きにやらせよう。ただし、収納できる量に絞るとか、もうときめかないグッズを価値ある内にブックオフに売るなどさせている。この間も彼はポケモンカード4枚を1万円で売り抜いた。その場合、全額本人のこずかいとしている。
親からの反動といえば、我々夫婦の両親は戦後のモノを捨てられない世代で、実家に帰る度に大量の使っていないモノに辟易している。
コレクター気質の人は今持っているモノを寝かせば寝かすほど価値が上がるという思考だが、むしろ新しく価値ある内に他人のモノとする方が健全なモノの循環だ。死蔵する時間や空間は無駄でしかない。美術品や骨董品などの類は投資の意味合いもあったりして、この範疇ではないだろうが。
そして、ミニマリズムは緩やかに伝播するので、家族に無理やり押し付けてはいけない。ゆっくりと浸透するのを待てば良い。
息子の小学生時代に買ったぬいぐるみが私の空けた衣装ケースに流れ着いて収まっている。このケースを開けることはないので、死蔵品だ。すべて美品ではある。
ポケモン系は今売れるかも。息子に提案してみよう。
その他の小サイズ諸々。
その他の中サイズ諸々。
ラスボス。鴨川シーワールドで息子が引き当てた1等ベルーガ(シロイルカ)の巨大ぬいぐるみ。1回千円のぬいぐるみくじで親戚の子供たちの中で彼だけが一番小さいぬいぐるみを引いた。彼は泣きのもう1回を要求し、見事1等の巨大ぬいぐるみを引き当ててみせた。
にゃんこ大戦争のぬいぐるみは大きさ比較のため。正面から。
上から。
最近もシン・エヴァンゲリオンの一番くじにて2回だけの約束でA賞B賞を引き当て、くじの価値をいっきに下げてお店に申し訳なかった。
鬼のようなくじ運の持ち主だが、ギャンブルにはハマらないで欲しいと願うばかり。宝くじは当てて欲しいけどな。
このシロイルカは押し入れを陣取り、生活への支障を来すので家族の許可を得て次の粗大ごみの日に出すことにした。30センチを超えると可燃ごみではなく粗大ごみだ。
- 要不要【不要】
- 分別【可燃ごみ】
(798)布類
持ってない。
- 要不要【不要】
- 分別【リサイクル回収】
「ぬ」編の成果
今回の捨て活の成果。家族のモノや共有物は相談の上なので私が不要と思っても捨てられないルールだ。
ベルーガ(シロイルカ)の巨大ぬいぐるみ。
「ぬ」は2項目しかなかった。大量のぬいぐるみは早急に解決せねばなるまい。甥っ子にあげるで良いとは思ってる。美品だし。いや、迷惑だよね。
【追記】全てのぬいぐるみを捨てた。ブックオフの買取と寄付だ。(2022.1.27)
やっと終了「ぬ」編。この企画「わ」編まで続く。(2021.9.10)