ミニマリストの思想
ミニマリストの私にとってミニマリズムは趣味ではなく思想だ。全ての判断基準になる生き方だ。
人生とは時間だ。モノやコトに時間を不用意に搾取されることは命を削られるのと同意。
完璧は不可能としても好きなモノだけを持つ、好きなコトだけをするのが理想。
モノを減らすと視覚的ノイズが減り、やりたいコトにフォーカスされる。
ミニマリストとしてミニマリズムを極めると自分の本当の「好き」が見えてくる。
しっかりと判断基準に沿って取捨選択したい。
ミニマリストの趣味
今回は余暇を過ごすべき趣味について考える。私の趣味とはいったい何だろう。
文章
文章を読むのも書くのも好きだ。
紙の書籍は全部手放した。厳密には自分が関わった書籍を取ってあったりする。でも、ライターとして参加した『コネタン おもしろ食図鑑』が見当たらない。要らんけど。今年は中央経済社『気象予報士試験 サクラサク勉強法』に寄稿したので2冊頂いたが1冊手放した。ごめんなさい。単独出版が夢。まずは気象予報士のお天気漫画とお天気コラム推しだよ。
読書はKindleで電子書籍。でも電子書籍だと転売できないから、紙の書籍を買って読み終わったらメルカリのサイクルが良いかとやってみたが、むむむ、めんどくさいや。それこそ時間と手間、つまり人生を搾取される。電子書籍を買う際は試し読みをしてみて、おもしろくてサクサク読めると感じたら買うと決めればハズレ引かないよ。おすすめ。
酒場
酒場が好きだ。
気の置けない(気遣いの必要がないという意味ね)、利害関係のない酒場の人らと飲む酒よ。そのためにも、店の人や常連客と仲の良い一人で行ける酒場が複数ある。
ミニマリストはお酒否定派が多いが、私は好きなんだからしょうがない。
音楽
ロックが好きだ。
所有していたCD数百枚を全て手放した。音楽はダウンロード購入やサブスク、YouTubeで聞いている。モノよりコト(体験)を優先、フェスやライブにお金を使いたい。でも、グッズは買わんよ。すまん。
*( )内は(メジャー)デビューアルバム(シングル)発売年。
20代から洋楽ロックを聴き始めた。当時はNirvana(1991)やBeck(1994)、Nine Inch Nails(1989)、Oasis(1994)、Blur(1991)などを聴き漁った。UKロックやアメリカのオルタナティブ・ロックを好んだ。そのフィルターを通過してから邦楽ロックに回帰して、中村一義(1997)やSMILE(1995)、GREAT3(1995)、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(1996)など主に男性ボーカルを好んだ。
40代、新人アーティストの歳をどんどん上回るにつれ女性からキャーキャー言われる男性バンドを心底楽しめなくなる。転機だ。女性ボーカルバンドにハマり始める。赤い公園(2013)やtricot(2013)、きのこ帝国(2015)、ラブリーサマーちゃん(2015)、あいみょん(2015)辺りからかな。そして、GLIM SPANKY(2014)とSHISHAMO(2013)にどハマる。もう女性ボーカルしか聴けない身体になったかと思った矢先、ツインボーカルといえばバービーボーイズ世代の私にAwesome City Club(2015)が突如刺さる。6年前か。今やレコ大、紅白とは。遠い目。
50代の今、どハマり中のこれまたツインボーカルバンドCody・Lee(李)(2020)とガールズバンド362(2020)のライブに行きたい。ふぁっきんころな。
他におすすめはTETORA(2019)、Chilli Beans.(2021)、yonige(2017)、羊文学(2018)、Homecomings(2013)、Hump Back(2019)、なきごと(2019)、あたらよ(2021)、リーガルリリー(2015)など女性ボーカルばかりだな。男性ではVaundy(2020)が天才。
ロックフェスも好きだ。何とフェスには私の好きな音楽と酒がある。この世の天国だね。
腹話術やりたい
趣味はこのくらいしかない。
あれもこれもと手を出せばモノもコトも散らかるだろう。とはいえ、興味のあることはある。ビリヤードか腹話術(笑)。タイミング合えば始めてみたい。
大事なのは好きな趣味に必要なモノならば所有すれば良いというコト。それはモノの所有が目的ではないから。
アウトドアやキャンプ、自動車やバイクが好きなミニマリストも多いね。(2021.12.2)