吉田ジョージの吉田屋帝国

個人事業主・気象予報士・ミニマリスト・整理収納アドバイザー・オフィスキイワード所属タレント 吉田ジョージの公式ブログ。ありがた迷惑な吉田の仕事情報や【人】【物】【所】【文】【俺】にこだわったエンターテイメント・コンテンツ盛りだくさん。

vol.8吉田ジョージの超ミニマリスト系SDGs片付けメソッド最終回

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ミニマリストのミニマリズム

ミニマリストのミニマリズムはただの片付けではない。  

既に述べたが繰り返す。

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ミニマリストとは最小限主義者。必要最小限のモノで暮らす。

広告会社の奴隷からの解放。プッシュ型の情報に左右されてモノを増やさない。

大量消費社会へのアンチテーゼ。環境に優しいサステナブルな生き方。

物欲を捨てると考えるとハードルが高い。本当に欲しいモノしか買わないということ。

順を追うと

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まず、部屋を快適な空間にするためにモノを手放す(棄・売・譲)。

すると、モノが少ないので掃除しやすくなる。やがて、掃除したくなる。掃除が習慣になる。

「汚い部屋」と「綺麗な部屋」ではどちらが生活や生産性の向上に繋がるかは明白だ。

そして、モノを減らし家が整うと身も心も軽くなる。行動力アップ。思考力アップ。

モノからヒトやコトに波及

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好きなモノだけを持つ生活。その他は手放す。

モノが少ないと思考が研ぎ澄まされる。視覚的ノイズが減り疲れない。

ミニマリストのミニマリズムはヒトやコトにも応用できる。自然にモノからヒト・コトへ波及し始める。

好きなヒトだけと付き合う生活。その他は手放す。

好きなコトだけしかしない生活。その他は手放す。

あくまで理想であって完璧は無理だが。

私が捨てたヒト・コト

あくまで私の個人的な生活環境に照らし合わせてなのでご了承を。人の数だけその人のミニマリズムがあるはずだ。

私が捨てたヒト・コトとその効果を記す。

捨てたヒト3

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「捨てたヒト」と書くと穏やかではないが、捨てた「人付き合い」ということ。好きなヒトにフォーカスするためだ。

  • 気乗りしない飲み会を捨てた。

私は2017年11月から2018年1月までの忘年会・新年会シーズンに誘われた宴会全てに出席するという個人的な社会実験を試みた。その宴席の数、当時のGoogleカレンダーで確認すると実に47(気乗りする飲み会も含む)。結果、大きな散財をした。新たな良い出会いも特になかった。

2020年からはコロナの影響もあり、めっきりなくなった。宴会数もミニマルになったといえる。気乗りする飲み会は早く再開したいものだ。

お金が増えた。会いたいヒトだけに会える(コロナでままならないけど)。

  • 年賀状のやり取りを捨てた。

印刷した年賀状そのままではそっけないと全てに一筆入れていた。毎年毎年、大晦日や元日までこの作業をしていることは本末転倒だった。2018年から年賀状を出すのも返すのもヒトを選ばず全てやめてみた。

約200枚の年賀状や絵柄印刷(業者発注)、インクリボンの費用が不要になった。約200枚分の宛名印刷(自宅プリンター)やメッセージ筆記の手間から解放された。LINEのやり取りで代用できた(自分からは送ってないけど)。

  • SNSのタイムラインを見るのを捨てた。

他人(ヒト)が何を食べたか、誰とどこに遊びに行ったかに気持ちを左右されても仕方がない。

私は2021年、2週間のデジタルデトックスSNS断食チャレンジを試みた。その後は無駄にタイムラインを徘徊することがなくなった。

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SNSは仕事ツールとしても使っているので、自身の宣伝や関わって頂ける方との交流に特化して使う。Twitterはリストを作成して、「気象」や「ミニマリスト」の情報を得ている。

人生とは時間だ。人生の搾取から逃れられる。

捨てたコト10

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コトを捨てれば心身が研ぎ澄まされる。やりたいコトにフォーカスされる。私がやめたコトとその効果を記す。

  • 鞄を持つコトを捨てた。

遊びも仕事もどこへでも手ぶらで移動する。帰省や旅行、出張でも実行済みだ。テブラリスト歴は2012年から約10年。

重たいカバンは行動の足枷にしかならない。身軽ならフットワークも軽い。忘れ物なし。自宅に仕事を持ち帰らないのでリフレッシュ効果もある。

  • 車を運転するコトを捨てた。

自動車というモノは持ったコトさえないが、2015年までの1年間、毎月会費を払ってカーシェア・サービスに加入していた。結果、1回しか乗らなかった。今は公共交通機関を使うか、なるべく歩く。運転しないので運転免許証を持ち歩いていない。

地球環境に優しい。歩くので健康に良い。単純に自他ともに命を落とす確率が下がる。

  • 通勤に時間を掛けるコトを捨てた。

2015年に勤務先から歩いて3分のマンションに引っ越した。

時間が生まれた。月に20日勤務、片道1時間通勤とすると年間に480時間、丸20日間が奪われる。時間とは人生だ。

  • 現金を使うコトを捨てた。

2014年頃から支払いはクレジットカードをメインにしてきたが、コロナ禍もあって完全キャッシュレスを実現できた。現金は一切持ち歩いていないし、現金しか使えない店には入らない。現金が必要な場面(複数人での割り勘など)でも24時間コンビニで下ろせるので持ち歩く必要はない。

記録が残るのでお金の動きが把握でき税務処理も楽になる。カードだとお金を使った感が薄れるから無駄遣いが増えるという感覚がわからない。私はお金の透明性が増すことによって、むしろ無駄遣いは減った。誰が触ったかもわからない現金に触れるコトもなくなり衛生的だ。

  • 目的のない買い物をするコトを捨てた。

大量消費社会からの脱却。広告会社の奴隷からの解放。バーゲンセールや福袋で買い物をしても無駄なモノが増えるだけだ。なるべくネット通販を利用している。もしくは生活動線上にある店舗を利用する。必要なモノには拘りたいが、不要なモノより体験や飲食などの消えモノにお金を使いたい。

買い物をする時間や労力、交通費が浮く。

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  • ストックするコトを捨てた。

これは非常食とは別の話だ。誰しも安いからと多くの食材を購入したは良いが、腐らせてしまったという経験があるだろう。食材や消耗品は無くなったら買い足すというサイクルにしている。大型スーパーの内容量が多いモノは要注意。1度、大容量のドレッシングを買ったが、いつまでこの同じ味のドレッシングを食べ続けなければならないのかと絶望したことがある。

常に新鮮で多彩な食材を得られる。冷蔵庫内の食材が少ないので献立に迷わない。洗剤やトイレットペーパーなどの日用品も含めてストックを置くスペースが空くし、結果それらのための家賃が不要になる。

  • 住宅を購入するコトを捨てた。

大阪時代の2007年に35年ローンで新築分譲マンションを購入した。想定外の名古屋移住にあたり、大阪のマンションを手放した。最初から売ることは想定していなかったが、新築で13階建ての12階だったので売り抜けた。危ない。危ない。もしも、購入した一戸建て住宅の隣人が騒音や暴言などとんでもない人だったらどうする?せっかく手にした夢のマイホームと、我慢して暮らすことを選ぶ人もいるだろう。想像しただけでも不幸な話だ。

賃貸住宅の方がやはり身軽になれる。さらに身軽なホテル暮らしにも憧れる。

  • 朝食を摂るコトを捨てた。

日本人が一日三食摂るようになったのは江戸時代からという。歴史は浅い。戦時中の食料難も想像しよう。一日三回も食べるなんて過剰摂取だと思う。今は息子の恩恵に授かって昼の弁当を持たせてもらうが、息子の弁当のない日は昼食も食べない。昼飯をたらふく食べたら眠くて仕事にならない。夕食だけで良いと考える。一日二食、理想は一食だ。

回数が少なければ、食事が義務感や馴れでなく楽しみに変わる。多少豪華にもできよう。肥えず贅肉も捨てられる。

ただし、成長期の子供はしっかり三食摂ろう。子供を巻き込まないでね。

  • ローンを組んだり借金するコトを捨てた。

大学時代にキャッシングやリボ払いを始めてしまったことにより、なかなか完済できない借金が残っていた。これをやっと完済することができた。昔は借金できることは勲章という考えだったが、身の丈を超えるモノやコトにお金を払うのはやめた。

住宅ローンも含めて借金は精神衛生上も良くない。身も心も軽くなった。

  • 衣替えするコトを捨てた。

洋服は40着まで減らす(それでも多いのはわかってる)ことが目標で現在49着。洋服はクローゼットに全て吊るして収納(空中収納)する。衣装ケースは使わない。季節毎に取り出しやすい箇所にハンガーを掛け直すだけだ。

衣替えの時間や手間から解放される。何度も言うが時間は人生だ。

終活としてのミニマリズム

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このようにモノを減らして家を整えれば人生が整う。反対に無駄なモノが増えれば人生が乱れる。

自分が逝った後に大量のモノを残してはいけない。他者の人生を乱すことになる。死後、周囲に迷惑をかけないために、終活としてもミニマリズムが重要だ。

最後に

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ミニマリズムしか勝たん。

今日からモノを減らそう。

ミニマリストが地球を救う。(2022.3.10)

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