「芸術祭不参加作品」とは吹田ケーブルテレビで共演していた米井智華子さんのお母さんの持ちネタです。絵画や写真などの作品に「〇〇芸術祭参加作品」と書き添えることにより、何の賞も取っていないのにその価値を高めようとする行為へのアンチテーゼでもある非常に深いお言葉です。米井ママはアートっぽいたたずまいの光景を目にする度に連発します。「さすが芸術祭不参加作品やわ~!」
今回は私、吉田ジョージがカメラ付き携帯やデジカメで撮影した写真、芸術祭不参加作品を一挙公開します。
芸術祭不参加作品「酔いどれ」
デジカメで大阪市内のどこかの商店街にて撮影。覚えてない。
酒をしこたま飲んで酔っ払った挙句でなければ撮影不可能な奇跡的ブレ具合。
芸術祭不参加作品「吸殻」
カメラ付き携帯で自宅にて撮影。
自分で土から焼いたお気に入りの灰皿。吸い尽くされた煙草の中、一本だけすくっと立っているのが味わい深い。
芸術祭不参加作品「大阪城」
カメラ付き携帯で花見に出掛けた大阪城ふもとにて撮影。
構図が完璧過ぎて、むしろ作り物風に見せているのが肝。
芸術祭不参加作品「クラゲ」
カメラ付き携帯で鳥羽水族館にて撮影。
クラゲをクラゲに見せない。副題は「魂の開放」。
芸術祭不参加作品「クラゲ2」
カメラ付き携帯で鳥羽水族館にて撮影。
ブルーには様々なブルーがある。副題は「限りなく透明に近い青」。
芸術祭不参加作品「はっぱ」
カメラ付き携帯で大阪市内のとあるビル街にて撮影。
無数のクローバー。都会の雑踏の中、四つ葉を探す旅に出る。(2004.6.14)