旧サイト「吉田屋帝国」の駄文から、このまま永遠にネット上から削除してしまうのは少し惜しい記事をチョイスして加筆修正、新ネタとしてアップしていきます。
題して「発掘!過去ログ大事典!」
古っ。
この家庭用シュレッダーは未だに現役で働いてくれています(写真は現在の様子)。12年間、故障知らず。ちなみに、もうとっくに番組台本を持ち帰ることはないので、主に個人情報が記載された文書の処理に活用しています。
現在、「ガーディアン シュレッダー」の販売は終了のようです。
今、アマゾンで人気の家庭用シュレッダー
リンクを貼っておきます。かっこいいし、安いし、その上、性能も良い。
なお、個人情報保護法の全面施行は2005年4月1日。以下は日本における家庭用シュレッダー黎明期に書いた文章といえます。それでは2005年2月15日の記事から。
初めて買ったシュレッダー「ガーディアン」
仕事後に梅田のヨドバシカメラでかねてから欲しかったシュレッダーを購入した。
なぜ欲しかったかというと帰宅後にその日の台本や進行表をシュレッダーにかけたかったから。そうすることによって仕事を完遂した充足感が高まるに違いないと。
基本的にモノをため込むことが嫌いでベストセラー『捨てる技術』信者の私にはぜひとも欲しい夢のマシーンだったのだ。
個人情報保護法やカード偽造事件など個人情報の取り扱いについては社会の関心が高まりつつあり、家庭用シュレッダーの導入を検討している方も多いことだろう。ということで今回は家庭用シュレッダーの選び方をヨドバシ店員さんの助言や自身の使用感を元に記す。
まずびっくりしたのがこの分野のメーカーやブランドって聞いたことの無い所ばかり。国内有名家電メーカーは未参入なんだろうか。
だからかどうかは別にして、デザインは最低なモノばかり。最低と最悪の狭間で極力ましなモノをチョイスすることになる。
チェック項目を箇条書きにする。
- 家庭用か業務用か・・・家庭用なら1万円以内で購入可能。
- 電動か手動か・・・手動はしんどい。ただ、電動でもモーター保護のため連続稼動は不可な製品が多い。3分連続使用したら、5分程スイッチが入らないとか。かなりのストレスで知らなかったら故障と思うかも。
- ダストボックスはトレー式か否か・・・トレー式の方が手軽にごみ捨てが可能だが、トレー式は容量が少なめ。
- 裁断方式はストレートかクロスか・・・これはブライダル用語では花束贈呈時に、新郎新婦が自身の両親に花束を送る場合をストレート、逆はクロス。シュレッダー界では、製麺機のように縦に細長く裁断するのがストレート、もっと細かく交差するように裁断するのがクロス。最近の機種はほぼクロスらしい。
完璧に思えるチェック項目を経て、「ガーディアン」(約9000円)に決定。「ガーディアン」は「保護者」という意味だ。なるほど、私の個人情報の保護者になるのだ。決め手はこましなデザインとダストボックスがトレー式だったこと。これでDMを、使用済みの台本をガリガリ、シュレる(私の造語)!
しか~し、購入後にチェックすべき項目が追加される。
- 稼働音の大小・・・うるさくて使用中はテレビの音が聞こえません。
- パワーの強弱・・・これを1番チェックすべきだった。くやしい。一度に裁断可能な枚数だ。機種によってはキャッシュカード、業務用ならフロッピーやCDロムなども裁断可能。これが悔やまれる。私の購入機種は一度にコピー用紙3枚までしか裁断できず、やや弱いのだ。DMを未開封のまま、ガリガリいきたかった。
これから購入の皆様はぜひともご参考に。
最後に未だ現役の「ガーディアン」動画
音の大きさもわかります。(2017.1.19)