お片付け本
ベストセラー『「捨てる!」技術』の著者 辰巳渚さんが今年(2018年)、52歳という若さで逝去された。2000年刊行の当書を18年ぶりに買い直し(新装・増補版)、追悼企画として自身のマンション部屋の片付けをして随時報告する。当時はもったいないと物を溜め込んでいたので、「捨てる」ことを全肯定するこの本との出会いは目から鱗、大袈裟でなく、その後の人生が生きやすくなった。
合わせて2009年刊行のやましたひでこさん著『新・片づけ術 断捨離』も購入し、初めて読了。
この伝説の片付け本2冊を参考に励む。
ビフォー
第1回はテレビボードの一角を占める家庭用電化製品の「マニュアル(説明書)」類の片付けだ。「捨てる技術」的には、特に取って置くメリットはない。捨てて困ったら、ネット検索かメーカー問い合わせすべしとのこと。「断捨離」的には、見えない収納(扉付きだ)は7割の法則から、このままでも良さそうだ。
昔?はモビルスーツだって、紙製(プラ製かも)のマニュアル(説明書)を見ながら操縦したのだ。
私は少年期からマニュアル(説明書)を読むのが好きだった。ゲームソフトを購入して帰宅、一刻も早くプレイしたい逸る気持ちを抑えてまで、まずはマニュアル(説明書)を読破することから始めたものだ。
最近はテレビゲームをやらないが、マニュアル(説明書)を読まずにプレイ出来る工夫がなされている。
携帯電話にしても一昔前は分厚いマニュアル(説明書)が付属し、機種変更の度にそれを読むのを楽しみにしていた。現代はマニュアル(説明書)無しで操作出来ることこそがユーザビリティの向上とされるのだ。
アフター
ほとんど全てを捨てるつもりで片付けに臨んだが、意外にも、まだまだ複雑な操作や機能を伴う家電が多いこともあり、あまり廃棄できなかったのが実情だ。
それでもビフォアーに比べ、アフターはかなりすっきりした印象だ。
ボードはウエットティッシュで拭いて清潔にした。
取れ高
これが本日の取れ高だ。「可燃ごみ」として捨てた。第2回「DVD編」に続く(予定)。(2018.8.25)