石原一族
愛知県あま市の老舗カバンメーカー、株式会社龍屋半左衛門(たつやはんざえもん)のモアエルグ マスクケースがかわいいと評判だ。
半左衛門(はんざえもん)って?と調べると、創業者のお名前だった。石原半左衛門さんが大正時代の1918年に創業し、100年以上が経つ。
現在は5代目の石原和幸社長が跡を継いでいる。石原一族による同族企業のようだ。
現社長のブログによると、波乱万丈のようで実は激レアさんかも。
創業者の半左衛門さんは現社長の祖父にあたる。2代目は父にあたる石原清孝氏だが、現社長が5歳の頃に突然死。3代目は叔父にあたる石原善吉氏が務めるも4年後に亡くなる。そして、4代目が実母の石原桂子氏であり、息子へ継承するために27年間社長を勤め上げたそうだ。現社長が着任したのが35歳時で、すでに20年以上が経っている。
その老舗カバンメーカーがコロナ禍にあって旅行や出張が激減し、主力の旅行カバンが売れず、売上が8割減少したという。
そんな中、社内ミーティングで「食事中のマスクをどうしているか」という話題から商品開発へと至ったそうだ。
本革ライクだが、さすがにマスクに本革の臭い移りはキツい。抗菌・消臭・防カビの効果を施した特殊な合革素材だ。カバンメーカーならではの繊細なステッチや洒落たデザインが話題を呼び、すでに7000枚以上の販売実績を上げているという。
マスク生活
不自由なマスク生活が続くね。
マスクケース
これが龍屋半左衛門のモアエルグ マスクケースだ。私は黒を購入した。
私は1,680円のタイプを購入したが、ポケットに入れるのでマチや取っ手のない方が良かったかも。安いし。
例えばこの不織布マスクをケースに収納しよう。
二つ折りにして入れる。
入った状態。
マスクケース動画
わかりにくいから動画にもした。
玄関ドア
基本、不織布マスクは使い捨てだが、一時的に外す場合などは再度使いたい。
普段はモアエルグのマスクケースをズボンの右前ポケットに入れているが、在宅時は玄関ドアにマグネットのフックを取り付けて吊るしている。
なかなか良い感じだ。
いつか石原社長にお会いしたいものだ。必要以上に石原一族を勝手に調べて、それこそ勝手に親近感を得ている。(2021.6.3)