菜箸と向き合う
そもそも菜箸とは、調理に使ったり、食事を取り分けたりするための長い箸だ。
私が一人暮らしなら必要性を感じないだろう。普通の箸や割り箸で間に合うし。
人生で初めて菜箸というアイテムに真剣に向き合った。
なぜ長いのか。調理中、火から距離を取って火傷を防ぐため。そして、惣菜取り分けの際に、衛生上他者の食べ物と手の距離を取るためだ。菜箸の「菜」は野菜ではなく惣菜の「菜」のようだ。
反対に食事用の箸が短いのは手と口の距離が近い方が扱いやすいからだ。
全てに意味があるのだな。
我が家の菜箸
我が家の菜箸はカラフルなモノが2膳ある。
さすがに2つは不要だろう。1膳あれば事足りる。
Francfranc(フランフラン)とかで買ったある程度高価な拘りのモノなのだろうか。
最近、食事用の箸を組み合わせを考える必要ないよう同じ商品の黒に統一した。3人家族なので3膳のみだ。来客あればむしろ、割り箸の方が衛生的だろう。
菜箸もシンプルな黒のモノ1膳のみにしたいと考え、妻に提案してみた。
今の菜箸は100円ショップで買ったモノで特に拘りはないという。2膳あるのは単に2つセット販売だったからだと、黒い菜箸導入は簡単に了承された。
ニトリの黒い菜箸
ニトリで黒の菜箸を買った。
「シリコーン菜ばし 大」色は黒で長さは30cm。価格は税込350円ほどだった。
カトラリー類に定評ある貝印や山崎実業もおすすめだ。
どれもお手頃価格だ。
カトラリー類も黒やシルバーで統一されて落ち着いてきた。
今回の捨て活の成果は菜箸2組、全く使っていない箸置き6個、こちらも使っていないコーヒーメーカー用計量スプーン。
1イン9アウトとなった。
しかし、この黄色いレンゲはどうよ。赤いのはシリアル専用スプーンで今も使っているとのこと。
まだまだこの企画、黒のまな板(注文済み)、黒のレンゲと続きそうだ。
そういえば昔、髭(HiGE)というバンドに「黒にそめろ」という曲があったな。キッチンを黒にそめてやる。ローリング・ストーンズ「黒くぬれ!」からのインスパイアかな。それでは、どうぞお聞きください。
(2022.1.7)