がんばろう!千葉。
家飲み支援の企画です。酒の肴を通販で取り寄せ購入して感想を述べ、5点満点で採点します。
第5回は千葉県木更津市の鈴市商店「ゆで落花生 郷の香」です。
皆さんは塩茹でした落花生(ピーナッツ)を食べたことがありますか。ほとんどの人は天日干ししてから炒った物を食していることでしょう。「落花生(ピーナッツ)って茹でて食べられるの?」と驚く人もあるかと思います。私も母方の祖母の姉(大おば)の家で幼い頃に一度食べたきりです。
ご存知ない方もあるかもしれませんが落花生(ピーナッツ)は土の中から掘り出します。この掘りたての落花生(ピーナッツ)を塩茹でするのです。掘りたてということは中々に産地でしか食べられない調理方法ということになります。
子供心にこんなに美味しい食べ物があるのかと感動した記憶があります。カリッとしたイメージとは真逆でホクホクで柔らかい。立ち上る湯気と塩気が食欲を掻き立て、殻を割る手が止まりません。
旬は秋。産地でしか食せない。美味しいけれど、保存期間を考えれば炒った方が経済的であり、積極的恒常的に作ってくれなかったのでしょう。
落花生(ピーナッツ)は近年、輸入物が多いですが、国内での生産量は千葉県が約8割を誇っています。
この懐かしい思い出のグルメをネット検索で探すと、ありました。千葉県は木更津市にある明治15年創業の落花生専門店 鈴市商店さんの「ゆで落花生 郷の香」です。千葉県産の茹で調理に適した品種「郷の香(さとのか)」を使用しています。200グラムで税込680円(2019年9月10日現在の価格)。千葉県が研究開発した特許技術でレトルト加工し、商品化が可能になりました。常温で4カ月間も保存可能です。
そのままでも食べられますが、お勧めの調理は湯煎です。これで私が幼少期に食べた茹で落花生が蘇ります。
ホクホク、柔らか。記憶に違わぬ美味しさです。
最近のお気に入り、サントリー「こだわり酒場のレモンサワー」も進みます。
では、採点です。★★★★★
この企画は最後に次の酒の肴を注文して終わります。
次回は愛知県名古屋市の大和屋守口漬総本家「チーズ味淋粕漬」(発注済)を紹介します。お楽しみに!(2019.9.10)