実践編 スマホの片付け
「今回はスマホを整えましょう」
片づけの手順
スマホの片付け
①全てのモノを放出:アプリ一覧・ファイル一覧
②全てのモノを分別:アプリ・文書・画像・動画
③不要なモノを排除:削除・アンインストール・退会
④必要なモノを収納:トップ画面・フォルダ・クラウド
スマホの片付けからは整理収納の基本を学べる。
「皆さんもご自分のスマホを出してください。マナーモードでお願いします」
今回は「④必要なモノを収納」のトップ画面の片付けのみに取り組む。
「私のスマホのトップ画面を参考にしてみてください」
「収納場所が多いと何がどこにあるかわかりにくいのでトップ画面は1画面が理想です。私はこの画面を左にスワイプすると手帳ウィジェットを貼っていますが、今回はこのトップ画面だけをご覧ください」
整理収納の基本
整理収納の基本
・適正量
・動作・動線
・使用頻度
・グルーピング
・定位置
適正量 用途被るアプリを厳選
「例えばマップアプリがGoogleマップとYahoo!マップ2つあれば1つに絞る」
「ただし、それぞれの使い分けをしている場合はそれが適正量です」
動作・動線 使いやすい位置
「これは下駄箱でも同じですが、使いやすい位置があります。スマホ画面でも下駄箱でも中段、下段、上段の順ですね」
「よく使うアプリを中段や下段に置きます」
使用頻度 使用頻度高いアプリのみを置く
「使用頻度の高いアプリのみをトップ画面に置いてください」
グルーピング フォルダ分け
「グルーピングは裁縫箱や工具箱、あるいは書道セットのように一緒に使うものをまとめます。スマホ画面ならフォルダ分けです」
「私は下段に通信フォルダとポイントフォルダ、上段にSNSフォルダと時事・気象フォルダ、グルメフォルダを配置しています」
フォルダに入れるとアクションが増えてアプリを立ち上げるのに時間が掛かるがSNSは依存しないために敢えてフォルダにまとめた。
「アプリ一覧には移動フォルダを作って、マップ、乗換案内、新幹線、タクシー、レンタル自転車などの移動に関するアプリをまとめています」
トップ画面には使用頻度が高いマップと乗換案内のみを単独で配置した。
種類や用途別に分けることが重要。
定位置 アプリの位置
「これは実際の片付けならばモノの住所である定位置を決めること。使ったら毎回必ず戻す場所です。つまり、何がどこにあるかわかっている状態」
「何のアプリがトップ画面のどこにあるか全て把握しましょう」
私のPCのデスクトップ画面
PCにも応用して欲しい。ちなみに私のPCのデスクトップ画面はこんな感じ。
スマホが出しっぱなし収納なら、こちらは隠す収納といえる。
そして、やはりこれらの手法は部屋の片付けにも通ずる。
次回は「実践編 傘立ての片付け」だ。(2022.2.7)