『お天気お寧(ねい)さんの日常。』第4話「落雷ポーズ。」
原作:吉田ジョージ 作画:無有(ムー)
恒例、俺のネーム
いつもありがとう、無有(ムー)先生!
補足コラム「落雷ポーズ。」
落雷から身を守るポーズはあくまで目の前で落雷が発生していたり、避難する場所が見当たらないなどの緊急事態での対処だ。基本的には頑丈な建物や自動車に避難しよう。危険な状況でもないのに雨の中、このポーズを取り続けるのは体力の無駄でしかない。
雷は高い所に落ちるのでなるべく姿勢を低く保つ。両手で耳をふさいで鼓膜を守る。つま先で立つことにより、地面との接地面積を小さくする。両足(のかかと)を付けて電流を上半身に流さないよう。
足は開いた方が良いという説もあるが、寧ちゃんがスカート姿で足を広げるわけにもいかず、漫画と合わなかった。こんな露わな姿をした神々しい女性がすぐ目の前にいて感涙するFDさんというオチだ。
FDとはフロッピーディスクなわけもなく、フロアディレクターのことだ。上(サブルーム)からの指示を演者に伝えて場(フロア)を取り仕切る重要なポジション。
カンペとはカンニングペーパーのことだが、お天気コーナーで気象予報士が解説をする場合にはセリフが書き込まれることはまずない。残り尺(時間)や段取りの指示だ。(2018.11.28)