吉田ジョージの吉田屋帝国

個人事業主・気象予報士・ミニマリスト・整理収納アドバイザー・オフィスキイワード所属タレント 吉田ジョージの公式ブログ。ありがた迷惑な吉田の仕事情報や【人】【物】【所】【文】【俺】にこだわったエンターテイメント・コンテンツ盛りだくさん。

詩のボクシング用ポエムその2「電報ポエム」

前書

2004年に姫路文学館で開催された「第3回詩のボクシング兵庫大会」で予選を突破し、見事別日の本大会に進出を決めた。

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『詩(し)のボクシングとは、ボクシングのリングに見立てた舞台の上で2人の朗読者が自作の詩などを朗読し、どちらの表現がより観客の心に届いたかを競うイベント』(民明書房より)。違う違う(ウキペディアより)。

www.jrba.net

本大会当日は大阪の吹田CATVの仕事でハーフマラソンを走り切ってから新幹線で兵庫の姫路に向かうというハードスケジュール。優勝まで見込んで詩(ネタ)を6本用意して臨んだ。

会場に着くなり、「詩ボク」スタッフから「吉田さん、優勝候補ですよ!」と声を掛けられ、調子に乗ったのか、あっけなくトーナメント初戦敗退。1本目の詩は当然、予選で勝ったネタをやるべきだった。若かった・・・。当日の模様はサンテレビや近畿一円のCATVでオンエアされた。

パソコン内のフォルダに当時の詩(ネタ)が残っていた。どこでも披露されていないが、頑張って書いたのだし、ブログで世に出して成仏させようと思いアップする。全6本あるから覚悟しといてね。今回はその2。(2020.6.7)

電報ポエム

 吉田ジョージ、素ボクでいきます。電報ポエム。

 それでは、本席に寄せられております

 私宛の祝電を披露させていただきます。

(電報の筒開ける)

・第3回 詩のボクシング 兵庫大会

 出場おめでとうございます。

 内閣総理大臣 小泉純一郎様よりいただいております。
 ありがとうございます。

 続きまして、

・Congratulations! For your participation of
 the poetry reading boxing in Hyogo.

 ハリウッドからブラッド・ピット様よりいただいております。

 ありがとうございます。

 続きまして、

・いいとも ご出演おめでとうございます。

 ←違う違う。これ違うよー。

 これ、タモさんとこだよー。

 まだまだ続く 電報ポエム。

 二人組みミュージシャン ゴンチチのゴンザレス三上様~

 いらっしゃいますかー!電報です。

・チチ 危篤(きとく) すぐ帰れ。

 相方のチチ松村さん大変みたいですねー。

・サクラ 咲く。

 受験結果の良い知らせでしょうか?合格って意味のね。

 差出人は・・・気象庁より。

 リアルなサクラの開花宣言かい!電報で来るんや。

 最後に一通、電報ポエム。

・僕ら 咲く。
 僕ら 生きる。
 僕ら 笑う。僕ら 泣く。
 僕ら 喜ぶ。僕ら 哀しむ。
 僕ら 楽しむ。僕ら 怒る。
 僕ら 考える。僕ら 悩む。
 僕ら 愛し合う。僕ら 憎しみ合う。
 僕ら 立ち向かう。僕ら 逃げる。
 僕ら 死ぬ。

 僕ら 散る。

 以上です。ご拝聴ありがとうございました。(2004.2.15)

後書

これは本大会トーナメント初戦で披露した。ぬいぐるみ付の電報入れの筒から出して読むというような演出をした。しっかり受けたはずだが、大会上位常連が相手だった。言葉の熱量に惨敗したように思い出す。良い経験だった。次回からは本当にどこでも披露していないポエムを上げていく。(2020.6.7)

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