収納方法
収納を考えるのはその場所のモノを減らし切ってから。
収納方法は大きく2種類ある。
①隠す収納
扉や引出し、フタ付きの箱や籠に入れて隠す収納は見た目がすっきりする利点があるが、モノを取り出すのに2アクション以上を要する。
造作家具内に全てのモノが収まるのが理想だ。
置き家具を増やせばモノが増殖してしまうので必要最小限にしたい。
フタ付きの箱や籠はフタを開けるアクションが増える。
我が家ではトイレにフタ付き籠を置き、トイレットペーパーのストックやトイレ用洗剤を収納している。
②出しっぱなし収納
使用頻度の高いモノは出しっぱなし収納なら1アクションで使えるので実用的だが、ごちゃごちゃした見た目になってしまうのがデメリット。
出しっぱなし収納はオープン収納ともいう。
センス良く並べれば、敢えて見せる収納にもなる。
収納家具でも棚部分なら見えるので、出しっぱなし収納に含まれる。
置く収納
使いやすいのが利点だが、置いた場所を拭き掃除しにくい欠点もある。
立てる収納
しゃもじやほうきなど自立アイテムを使用して、置く面積を減らすと掃除しやすくなる。
下着やTシャツを畳んだり丸めて立てて収納したり、フライパンや鍋を重ねず立てて並べる収納も含む。ただこれらは扉内なので隠す収納に含まれる。
空中収納(吊す収納)
置かずに吊るすとモノの接地面を無くせ、さらに掃除しやすくなる。
S字フック、マグネットフック、吸盤フック、突っ張り棒、魔法のテープ(貼って剥せる両面テープ)、マグネット付きのアイテムなどを駆使する。
色々吊るすと、やはりごちゃごちゃ感は否めない。
見た目ごちゃごちゃ軽減方法
出しっぱなし収納のごちゃごちゃ感を軽減するにはモノの色やテイストを統一する。食器用洗剤などの色数多いラベルを剥がす。
隠して出しっぱなす収納
我が家はキッチンにフタ無しの籠を置いて、アクション数を増やすことなく使用頻度高いお弁当用品や加工食品を隠して収めた。箱が目隠しとして機能する。隠す収納と出しっぱなし収納の良いとこ取りだ。
掃除しやすい部屋作り
床やテーブルの上にモノを置かない。床やテーブルの上に布を敷かない。くれぐれも絨毯(カーペット・ラグ)、マット(キッチン・トイレ・バス)、テーブルクロスを置かないこと。
ルンバなどロボット掃除機を使うことでルンバ効果を得られる。ルンバ効果とはルンバが掃除しやすいように床にモノを置かない習慣を得られること。
また、ソファーやベッドなどはルンバブル家具といって下に10cm以上の隙間かあるモノを使うことによりルンバが掃除可能となる。
次回はいよいよ最終回だ。(2022.2.24)