*Evernoteでこの記事書いてたら、完成直後に誤って一部削除。調べると、復元するには有料プランへの変更が必要だった。600円(月額)払って書いた記事だよ。解約するの忘れないようにしなきゃ。
大学時代
大学1回(年)生の頃、ふと書店で手にした今はなき関西の地域情報誌『エルマガジン』の誌面に現在の所属事務所、オフィスキイワードのレッスン生募集の広告があった。関東から慣れない関西に来たばかりの頃だった。関西弁にも戸惑うばかり。しかし、むしろ標準語を喋られるのは強みではなかろうかと、アナウンサー講座を探していたのだ。取りあえず資料請求してみた。
深夜番組
その翌日頃か、関西の芸能事務所社長が集まり、タレント志望者やマネージャー志望者をオーデションするという関西ローカルの深夜番組を見ていた。冒頭は各芸能事務所社長の紹介から始まった。番組MCは当時、関西ローカルの人気者、桂小枝さんだった。「続いては~、オフィスキイワード上田彰社長で~す!」小枝さんのいつもの甲高い声で上田社長が入場。テレビの前の私は「オフィスキイワードって、資料請求した所だっ!」。小枝さんは続けざまに「上田さん、いつもお世話になってま~す!」と。「何と、こえぴょん(小枝さんの愛称)も知ってる人なのかっ?オフィスキイワードに入ろう!」何だか運命的なものを感じたのだ。それが30年前。
まずはレッスン生としての入所だったが、アナウンス講師は上田彰社長本人だった。社長であり、師匠ということになる。
写真左はオフィスキイワード所属の中元麗偉美(なかもとれいみ)ちゃん。きゃわいいね。
上田彰社長
上田彰社長は脱サラしてフリーアナになり、芸能事務所を設立して今に至る。当時からMBSラジオで冠番組を持っていたり、ABCラジオやFM大阪、KBS京都などでのレギュラー番組、フジテレビ系ドラマ「赤いシュート!」のナレーションなど売れっ子タレントだった。
その上田彰社長は現在77歳。Facebookのメッセンジャーから私への誕生日お祝いメッセージを頂戴した。私のこの記事を読んだ上で送ってくれたようだ。
以下、掲載許可を頂いている。
50才のお誕生日おめでとうございます。
キャッチコピーの変遷は面白いね。
やっぱり、ジョージは最初から大物。
50代は人生で一番面白いよ。
体力はあるし、経験は積んだし、人脈は広がったし、友達も偉くなってるし、向上心があれば、すごく上手く回転します。頑張って下さい。
70代の社長から50代が一番面白いとの含蓄の深い言葉。ちょっと50代を嘆いていた私は楽になった。
「最初から大物」ってのは1994年の最初の私のキャッチコピー「ひょっとしてスゴイ大モノ!!」からの着想で書いて頂いたのだ。まあ、小物だけどね。
そういや、現在フリーで活動写真弁士として活躍中でラジオレギュラーも多数持つ元オフィスキイワード所属の大森くみこちゃんのことを、上田社長は「彼女(大森くみこ)はねぇ、いつか化けるよ」と私に言っていたことを思い出す。その頃、「そうかなぁ」と思っていたけど。くみちゃんごめん。
社長、ありがとうございます。最初の選択がオフィスキイワードで本当に良かった。
の書き出しで感謝の気持ちを返信しました。
師匠、コロナ気を付けてよ。(2020.4.11)