吉田ジョージの吉田屋帝国

個人事業主・気象予報士・ミニマリスト・オフィスキイワード所属タレント 吉田ジョージの公式ブログ。ありがた迷惑な吉田の仕事情報や【人】【物】【所】【文】【俺】にこだわったエンターテイメント・コンテンツ盛りだくさん。

コント「不良少女と呼ばれてみたい」作:吉田ジョージ 演者:正木&ジョージ

自作台本の束

ミニマリストとしての片付けが「思い出品」に突入してしまった。

過去の書類ケースを開くと学生時代に書いたコントや漫才のネタ台本が束で出て来た。「俺、これ捨てられない」報われなかったけど、自分の糧だし、ブログで成仏させてから廃棄したい。

新型コロナの緊急事態宣言下だし、こういう作業も楽しいよね。

今回はおそらく約30年前に書いて、実際に吹田ケーブルテレビジョンの特番で放送されたコントの台本だ。番組向けに急遽結成した当時の相方は今も女優として東京で活躍している正木佐和(まさきさわ)さんだ。

正木佐和 - Google 検索

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ウケた記憶もあるし、今読んでもおもしろいと自分では思ってしまう。報われてはないけどな。

スキャンして、文字起こししたらシュレッダーで廃棄する。

一応、テレビ向けに書いたから原文ママでも問題ないとは思うけど、時代が違うのでご了承ください。(2021.1.13)

現物スキャン画像

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コント「不良少女と呼ばれてみたい」作:吉田ジョージ 演者:正木&ジョージ

正木佐和【両眉毛にバンドエイド、後ろ向きでヤンキー座り】

ジョージ「さあてコンビニでマガジンでも買っていきますか。今週のボーイズ・ビー、楽しみやな。フフッ。俺、あれけっこう好きやねん。もう絶~対、両思いの奴等がくっつくねんけどな。うあっ、ヤンキーおる。気い付けな」

正木佐和「♪超ハッピー・スーパーハッピー・のりのり♪ごきげんだぜ♪」【ラッパーポーズ】「ちょっと待たんか~い」

ジョージ「やばい。やばい」

正木佐和「ちょっと金貸してくれや」

ジョージ「うわっ、かつあげや。いやっ、あの、今、お金持ってませんので」

正木佐和「われ今、ボーイズ&ガールズのときのヤクマルが一番カッコ良かった言うとったやないけ。いまやマチャアキの弟分や」

ジョージ「そんなん言うてへんわ。第一関係ないですやん」

正木佐和「要するに、マンガ買う金があんねやろ。よし、とりあえず跳ねろ。はよ跳ねんかい」

ジョージ「うわ、古いやり方やの。小銭がジャラジャラ鳴るかっちゅうの」【とりあえず跳ねる】

正木佐和「よっしゃ、ストップ」【吉田の手をグイッと引く】

ジョージ「何すんねん」

正木佐和「十七、十八、十九、ちょっと速いね」【吉田の手の脈はかる】

ジョージ「脈はかってどないすんねん。踏み台昇降運動ちゃうねんから」

正木佐和「きさん、なかなかやるのう。わては関西レディース薔薇族のサブリーダー、オカリナの佐和」【オカリナ吹く】「おまん、見込みあるで」

ジョージ【いちいちつっこむ】「何やねんこいつ。何で薔薇族のサブやねん。何でオカリナやねん。ようわからん、相手せんとこ」

正木佐和「よっしゃ、舎弟にしたろ。とりあえず、アンパンでもきめとくか」

ジョージ【シンナー吸うフリ】「こういう、純トロとかトルエンとか、けっこうです」

正木佐和「それはあんこの入ったパンじゃ、あほ」

ジョージ「そんなベタなボケしてへんわ」

正木佐和「まあええわ、そしたら店の中で、お仕事や。万引きのイロハ、これ教えたろ」【あの拳】

ジョージ「それはあかん、あかん。そんなんテレビ映されへん。こうしたかったんですよね」【カギ型】「まあ、とにかくわかりました。とりあえずつきあいますんで」

正木佐和「よっしゃついて来い。まずコンビニゆうのはなレジから見えやすい所に高額商品が置いてあんねん。ようわかっとるやろローソン店員吉田ジョージ」

ジョージ「プライベートな話はええねん、近大3回正木佐和」

正木佐和「だから、店員がレジを離れて中華まんを取りに行ったとき、ヘアスプレーをとる、とる、とる、とる、とる、とる」【懐へ】

ジョージ「とりすぎや~。しかし、まあ、うまいっすねえ」

正木佐和「他にも技おしえたろ。Tシャツはな試着してそのまま、その上に自分の服着たら、絶対ばれへんねん」

ジョージ「なるほどねぇ、ってコンビニで試着できるかあ」

正木佐和【もぞもぞ着替えるフリ】【ロボダッチの歌】

ジョージ「ホンマに試着すなあ。靴下まではくなあ。プラモデルつくるなあ。なんでロボダッチやねん。歯磨くなあ。店員に見つかるゆうねん」

正木佐和「歯は磨くべきやで」【素にもどって】

ジョージ「わかっとるわあ」

正木佐和「余裕や余裕や。次はその店員を安心させての盗みのテクや」

ジョージ「ほほう、どんな風に」

正木佐和「よう、おっさんらが外で買うてきた新聞やら缶ジュースやら指差して「これちゃうで~」やるやろ」

ジョージ「なるほどなるほど。外で買うて来たんやぞと。つまり雑誌なんかを小脇に抱えて平然と「これちゃうで~」言うて、適当に安い買い物したらええねや」

正木佐和「その通りや」

ジョージ「よっしゃ、そしたらマガジンと、へへっ、デラベッピンと……」

正木佐和「公募ガイド、それにきれいになりたいも持ってや」

ジョージ「何応募すんねん。綺麗になりたいんか。まあええわ。さあ、そしたら雪印のコーヒー牛乳でも買いますんで。レジで一言お願いしますよ」

正木佐和「承知」

ジョージ「さあ、レジ空いた」

正木佐和【店員と話をしてテレたように頭をかき、手振りで違う違う。吉田を指して】「これちゃうで~」

ジョージ「意~味ちゃうやろ~。何や俺ら付き合ってる思われたんかいな。それに何やかんやいうて全部あそこの防犯カメラに映っとんちゃいますか」【テレビカメラ指して】

正木佐和「ああ、あれは1カメさんや。みんな見てる~」【手を振る】

ジョージ「もうええわ。やめさせてもらいます」

二人「どうもありがとうございました」(了)

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