オーバーホール
2020年10月に15年前の新婚旅行時に購入したOMEGA(オメガ)スピードマスター 自動巻クロノグラフのオーバーホールをウォッチ・ホスピタルさんにネットからお願いしました。当時の日本円換算で25万円くらいで購入。
2021年1月に作業完了して戻りました。
修理費用の内訳
- オーバーホール28,000円
- キャンペーン割引-1,400円
- 裏蓋パッキン1,500円
- ゼンマイ6,000円
- ローター修正3,000円
- 防水テスト0円
- 超音波洗浄0円
- プレミアムポリッシュ18,000円
- 消費税5,510円
- 送料0円
- 総額60,610円
今回は15年分の汚れや傷を落として貰おうと、特別な磨きプレミアムポリッシュをオプションでお願いしたので、実質オーバーホールは40,810円。お手頃価格です。またお願いしたい。プレミアムポリッシュで新品のような輝きも取り戻し、取引後のメールでのケアも含めて腕時計愛に満ちた職人さんらの素晴らしい業者だと思います。
果たして、この15年間でオーバーホールは2回(少ない)、大修理1回(自転車走行中、道路に落下)で約15万円をこの時計に突っ込んでいますが、それ自体に価値はあるのでしょうか。5年毎に5万円の新品時計を買った方が良いのでは。そもそもミニマリストに腕時計は必要ないのでは。
私自身は高級時計に興味はありません。実際にこれしか買ったことないです。当時は1年間結婚に備えてダイエットや貯金頑張ったご褒美や結婚記念みたいな感覚で妻の勧めもあり購入したと思います。
その場の直感で決めましたが、このデザイン気に入っています。全く飽きませんし、ビジネスでもプライベートでも服装を選びません。カジュアル過ぎる服装なら大人っぽさを加えてくれますし、フォーマル過ぎる服装ならカジュアルの方に振ってくれます。
ミニマリストと高級ブランド品
今回はミニマリストと高級ブランド品を考えたい。ミニマリストはプチプラブランドを最小数、モノクロの服だけ着る。私服の制服化を図って毎日同じ服を着ている。広告に支配された高級ブランド品には興味を持たない。見栄を捨てたのだから、高級ブランド品を身に付けない。これらは誤解だと思います。
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の著者、佐々木典士さんは高級車に乗っているし、家を手放したミニマリストTOKUNOさんの鞄はエルメスのバーキンだ。
つまり、ミニマリストが高級ブランド品を持たないというのは間違いだ。むしろ、効率良くお気に入りの物、興味のある物にのみお金を注ぎ込む。注ぎ込める。身の回りに気に入った物しか置かないし使わないという人たちなのです。
私もお気に入りのオメガスピードマスターをこれからもしっかり手入れしながら長く使い続けたい。
・・・けれども、もっと気に入る物が見つかればそちらを手にして、こちらを手放すことさえ全く厭わないということです。
交際したばかりの頃、私が贈った10万円(確認したらこの価格でした)のダイヤモンドの指輪を結婚数年後に売却して現金化した妻は私よりずっとミニマリストです。
私が捨てられませんように・・・。(2021.2.10)