新型コロナウイルス流行で中国旅行どころではないが、20年以上過去の中国旅行記録メモを発見したので紹介したい。
199X年としたのは、メモに残る月日と曜日から1998年と推定したが、当時はまだ携帯電話を持っていなかった記憶が鮮明にある。auの記録から、私は23年10カ月前より携帯電話を所有していたことがわかる。となると、1997年より前ということになる。しかし、メモに記載の日付と曜日が一致する年がない。私が20代半ば頃だったとは思う。大阪と上海を結ぶフェリーの、片道2日間、船上に往復4日間滞在の二等客室貧乏旅行。旅先で書いたメモが出て来たので原文ママで紹介、今の私のツッコミを【 】内に記そう。
四日目 199X年2月6日(金)
上海
【午後】1時過ぎにホテルもより駅へ到着。時間があるので伊勢丹デパートへ。絵ハガキ購入。¥18(元)【270円】。店員に謝々ありがとーといわれた。ちょっとうれしい。気をよくして、このノートも購入。¥17.50【263円】コクヨ。割高日本製。「ちょっとまってね」言われた。さすが日系デパート。少し救われる。
しかし、町行く車、バイクのクラクション、人の多さ、なぜかうでを組む女同士(例外なく)。全てにむかつく。消滅したいと思う。最悪だ上海。他文化の常識を押しつけられることがこんなにも不愉快とは!!日本に帰りてー。【やさぐれマックス!】
ホテルに帰り、上海雑技団を見ようということになり、ホテルでる。迷う。ヒロ、中国人に道聞く。親切に教えてくれる。「You’re Welcome!」とまでいったおばさん。かなりサンクス。【ちょっと自戒したか?】
俺ら軽快に4車線道路横断。上海商城【複合ビル】めっちゃきれー。ビル到着。雑技団の定宿。【定小屋でしょ!】しかし、その日公演なし。【マジかっ!】がっかりつかれた。
本格的な中華【料理】をまだ食べていないということで店をさがす。「郷味園」なる細い路地の奥、1人では絶対行きたくないような店へ入る。メニューさっぱりわからん。漢字オンリー。適当に注文。しかし、このオバちゃんがめっちゃ親切。常に笑顔。調子にのったボクらは、彼女は英語わからんちんなので中国語で話しかける。通じる。オバちゃんも親しげに話してくれる。料理もめちゃうまい。オバちゃん、很好吃ヘンハオチー。【とても美味しいの意味】
かなり救われました。これからは色々な人に話しかけていこー。なるべく中国語で。そう思うのでありました。【祝!脱やさぐれ!】
その後、ハードロックカフェへ。めっちゃ高い。ボッてる。お1人(2杯)で¥75元【1125円。安いやないかいっ!】。しかし、ここでは親切心を金でかえる。みんな親切。いー気分!【心が荒んでる。】
帰りに見つけた「絶対DISCO」。「白猫集団」以来のブレイク。間違いなくディスコ。そして、「超市」。これはスーパーマーケット。
そして、接触事故現場にそう遇。メガネの兄ちゃん、ひとりシャウト。公安のポリ、無言。おまえがしきれやー。公安、意外に権威なし。めちゃめちゃ笑う。
少し上海を好きになりはじめた。上陸2日目。大阪に帰ってもガンガン道路横断しそうでこわい。明日は南京へ。
【やっと希望が見えて来た。次回もお楽しみに!】(2020.2.17)